男性型脱毛症の起こる部位はちょんまげと同じ

男性型脱毛症は男性ホルモンの異常から起こります。そして脱毛の起こる部位は基本的に決まっており、昔のちょんまげ姿の髪を剃っている部分になります。
男性型脱毛症は男性ホルモンのテストステロンという物質が5-αリダクターゼという酵素に結び付く事から始まります。テストステロンと5-αリダクターゼという酵素が結び付きますとジヒドロテストステロンという物質になり、このジヒドロテストステロンという物質が抜け毛や薄毛の原因となるのです。ジヒドロテストステロンは髪の毛の成長に必要なサイクルを乱してしまい、髪の毛が成長出来ない状況を作り出してしまいます。
テストステロンという物質は男性ホルモンの中では一番多いもので、発毛にも必要な物質ですが、それが5-αリダクターゼと結び付く事によって抜け毛や薄毛の原因となるジヒドロテストステロンという物質に変わるという事は、男性型脱毛症を引き起こす犯人は5-αリダクターゼという事にもなります。そしてこの5-αリダクターゼという酵素は頭全体では無く、前髪から頭頂部にかけて多いもので側頭部などにはほぼ存在しません。ですので脱毛の部位がちょんまげのようになるわけです。部位で見れば頭頂部だけの場合もありますので、その場合はちょんまげでは無く中世の宣教師かも知れません。
こうして考えてみますと、昔の人の独特のヘアスタイルは男性型脱毛症に由来するもので、ちょんまげにしても宣教師にしても脱毛している中でそれが似合う髪形を研究した結果なのかもしれません。余談ですが中世ヨーロッパの貴族は正装としてかつらを着用していましたし、現在でもイギリスなどでは正式に着用する場合があります。昔の今も薄毛の悩みは万国共通というところなのでしょう。

血圧降下剤を用いた男性型脱毛症の治療方法

多くの医薬品が副作用を利用して作られてきました。男性型脱毛症だけが例外というわけではありません。その男性型脱毛症でも、現在効果があるとされる医薬品は、その副作用から作られた製品です。飲む育毛剤として名高いプロペシアは、前立腺肥大の治療薬から生まれました。画期的な発毛剤であるミノキシジルは、血圧降下剤から生まれた医薬品です。その血圧降下剤から生まれたミノキシジルは、最近異なった医薬品を使う方法が生まれています。

血圧降下剤を服用している高血圧の方が、副作用として頭髪や他の部分の無駄毛が増えた報告から、ミノキシジルは発毛剤として生まれました。ミノキシジルの基本的な使い方は、気になる部分に塗布する方法です。この医薬品はプロペシアと違って、女性も使うことができますので、男性型脱毛症でなくても使うことができる医薬品です。プロペシアは女性の服用、そして触れることさえも禁止されている医薬品です。男性型脱毛症の治療を続けている男性は、一緒に生活している女性が触れない配慮が求められます。

ミノキシジルは頭皮に塗布する方法だけではなく、最近は服用する方法も生まれています。しかしこの方法は男性型脱毛症の治療では認められておらず、すべて自己責任になります。男性型脱毛症としてのタブレットではなく、血圧降下剤として服用することになります。外用薬よりも服用するタイプの方が作用の効果は大きく期待することができる反面、その分副作用も強く出ることになります。そもそもミノキシジルのタブレットタイプの服用は、自己責任になりますので、その副作用と向き合いながら服用することになりますので、それだけでリスクが生じていることがわかるでしょう。